ぐっちーの駄弁り部屋

個人的に制作しているものの進捗や日常について不定期投稿

会津大学を卒業しました

みなさんこんにちは。ぐっちーです。
タイトルにもある通りなんですが本日会津大学にて学位授与式が執り行われまして無事コンピュータ理工学部を卒業いたしました。
f:id:gucchi512:20210319230034j:plain 式はコロナウイルス感染拡大防止のために卒業生と先生方のみの参列で行われたのでだいぶあっさりと終わりましたwww
今回の記事では長いようで短かった私の大学生活について振り返りをしていきたいなと思います。

1年次

高校生活を終えて実家からも遠く離れた土地で一人暮らしを始めた私としては初年度は新しいことの連続で4年間の中で一番内容の濃い1年だったと思います。高校よりも数段レベルの上がった数学や科学系の授業や教養系の授業に始まり、一人暮らしをしてると出てくる諸々などで非常にワタワタと生活を送っていた気がします。その中で一番楽しんでいられたのはやはりA-PxL(当時は会津VR部でした)での活動かなと思います。私は工業高校の情報科出身だったのでブログラミングの基礎的なところは割と理解していたのですが何か開発したことがあったかというとそうではなかったのでVR部でUnityを使ってゲームを作るという経験が非常に刺激的でもしかしたら学校の授業以上に熱心に勉強していたかもしれませんwww
また、私は高校が電車で20分くらいのところに通っていたので学校の友達と家で遊んだりだとか帰りにゲーセンやカラオケに遊びには行っても夜までみたいなことは距離の関係上無理だったので大学の仲間と夜通しゲームしたりしたのはある意味初めてで楽しかった思い出もあります。

2年次

2年の時はIVRC2018というVRの学生コンテストに参加しました。自分たちのチームは同学年のメンバー3人プラス私の4人で参加したのですがなんとまさかの全員が開発初心者という前代未聞のチームでした。一応企画書通りの体験ができるようなコンテンツには仕上がったのですが今思うともう少しよくできたと思う点はあります。また、当日も展示することに慣れていない私たちなのでVIVEのベースステーションが干渉しまくってしまいまともにコンテンツを体験してもらえなかったのは反省すべき点だと今でも思っています。しかしアイデアやコンテンツの研究性(?)が評価され出場したユース部門にて銀賞をいただくことができました。表彰式でチーム名がよばれた時はチーム全員がそれまでの人生一びっくりしていましたwww

3年次

3年からは研究室に配属になり授業も専門科目がほとんどを占めるようになっていっそう専門的な学習をするようになりました。会津大学は基礎的な内容は2年生まででソフトウェア・ハードウェア両方について学ぶのですが3年生以降は所属した研究室の分野に沿った授業を取ることが多いです。
自分の研究室はコンピュータと芸術を組み合わせた物がテーマとしているのでCGや幾何学など芸術系の単位を取ることが多かったです。また、研究室の定例会やUniteへの参加などでより多くの専門的な知識を学んでいました。
あとは就活の記憶しかないです。5月ごろから募集が始まっているインターンにとりあえずたくさん申し込んで会社の雰囲気だとか現場で働く人たちの技術なんかに触れて就職先を探している感じでした。3月にはカヤック様にて、9月にはサイバーエージェント様で就業型インターンを経験し部活内や個人開発では得られない貴重な経験をさせていただきました。 主にゲーム業界で自分のスタンスと合いそうなところを探して10月ごろから本選考を色々な会社を受けていた感じでした。なかなか決まらず4年の最初にかけてだいぶ精神的に参ってしまっていました。

4年次

あっという間の大学生活最終年度ですが4月の時点では内定0でしたので卒論よりも就活の方に本腰を入れている感じでした。この辺りでは単位も撮り終わっていたのである時間全てを割くことができていました。無事内定が出たのは6月ごろでそこからは割とポジティブに物を考えるようになるくらい就活が与えていた影響って大きいんだと思いました。
就活も終わって卒論に手をつけ始めたのは6月ごろ私は入学当初からVR空間を無限に歩行することについて興味があったのでその辺りの技術について情報収集から始めました。そんな中目についたのが「リダイレクテッド・ウォーキング」という技術で実際の動きと少し異なる映像をVR空間内で見せることで限られたスペースを移動し続けているのにもかかわらずVR空間内では直進し続けたり、実空間でのスペースよりも広いスペースを移動できるようになるという技術です。詳しい話はA-PxLのブログの方に記載していますのでよろしければご覧ください。

aizu-vr.hatenablog.com

私の卒業論文はこれを実装するという物でアイデア出しから実装に至るまで大体1~2ヶ月くらいでプロトタイプを作成しあとはデバッグして合計3ヶ月くらいで実装そのものは完了していたと思います。
ただ大変なのはここからで会津大学卒業論文は全員全文を英語で書かなければならないのです。日本語の文章を書くことは割となんとかなるのですが論文となると話は別でさらに英語なので適切な表現などを調べながら英文にして書くのがものすごく大変でした。私の研究室の教授は外国の方なのでカジュアルな場面とフォーマルな場面での文法の使い分けやカタカナ化されている英単語と本来使うべき英単語のニュアンスの違いなどを教えていただくこともできたので英語論文の執筆はすごい経験になったと思います。

最後に

記事にするためだいぶ割愛はしていますが新しいことだらけで4年間あらゆる面で学びの多い大学生活だったと思います。
また、たくさんの方と関わらせていただいてたくさんの人にお世話になりました。そのみなさんにこの場でお礼を伝えさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
4月から新社会人、新米ゲームプログラマとして大阪の地にて頑張っていこうと思います。Twitterの主な生息地として今までみたいに気が向いたタイミングで何かしらの記事を当ブログにてあげていきたいと思いますのでこれからも見ていただけると幸いです。
それでは今日はこの辺で(`・ω・´)